5月15日(水)、5月29日(水)、6月19日(水)は契約企業へ検診に出向く為、休診させていただきます。
お子様のお口の健康を守りましょう!
和歌山市小雑賀の歯医者、岩端歯科医院 のブログページです。
こんにちは。3月3日はひなまつり。ひなまつりに飾る桃は魔除けや長生きの象徴の意味合いがあると言われています。このことから女の子の健やかな成長を祈るひなまつりに飾られるようになったのかもしれませんね。
子供の頃からの習慣は大人になっても続くことが多いものです。口腔ケアや食習慣に関しても幼い頃からしっかり習慣づけてあげましょう。
- 幼い頃から色々な味・食感の経験をさせる
味覚の成長は3~4歳頃までが著しいと言われます。濃い味を避け、さまざまな食材に触れさせてあげましょう。ジャンクフードや甘いお菓子などは癖になりやすいので、たまのお楽しみ程度に抑えておきましょう。
- ダラダラ食べは厳禁
ダラダラ食べはむし歯になりやすいので、時間を決めて食べる習慣をつけましょう。
- 食事はよく噛んで食べる
よく噛んで食べると唾液がよく出ます。唾液の効果で消化が良くなり、むし歯予防にもつながります。
時間をかけて食べることは肥満・生活習慣病予防にもなります。
- 清潔なお口があたり前になるように!
幼い頃から歯磨きの習慣ができていると「歯磨きをして寝ないと気持ち悪い」「口の中に食べ物の味がずっと残っているのが嫌だ」という感覚になります。小学校低学年頃までは仕上げ磨きをしてあげてください。
- 定期検診を受けましょう
定期検診を受けることにより、むし歯などの異常が早期発見できます。フッ素塗布やクリーニングを定期的に受け、むし歯予防に努めましょう。
お口の健康は身体全体の健康につながります。健康なお口を保ち、自分の歯で美味しいものを食べ、健康に過ごせるように、お子様に良い習慣をプレゼントしてあげてくださいね。
オーバーブラッシング
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こんにちは。毎日寒い日が続きますね。インフルエンザがまた流行っています。手洗いうがいなどしっかりして予防に努めていきましょう!
みなさんは、歯を磨く時の力加減を意識していますか?ご家族と一緒に暮らしていらっしゃる方で、家族よりも自分の歯ブラシの毛先が開くのが早い…という方はいませんか?それは「オーバーブラッシング」かもしれません。
オーバーブラッシングとは、「歯磨きの時に力を入れ過ぎていたり、長い時間磨きすぎていたりして歯や歯茎が傷ついてしまうこと」です。
歯磨きは歯についた食物やプラークを落とすだけではありません。むし歯や歯周病の原因となる「細菌」を落とすことも重要な目的です。細菌は歯と歯茎の間にある歯周ポケットにたくさん潜んでいます。歯磨きでそのポケットの中の汚れをかき出すことが重要です。
歯ブラシの毛先がすぐ開いてしまうほど力を入れて磨いているということは、歯と歯の間や歯周ポケットの中に毛先が入らず、歯の表面だけしか磨けていないということになります。
また、歯茎は柔らかい組織なので、歯ブラシのナイロンでゴシゴシすると傷つき、歯茎が下がっていってしまいます。歯茎が下がると、歯茎に守られていたむし歯になりやすい歯の「セメント質」が露出してしまい、かえってむし歯になりやすくなります。
下がってしまった歯茎は元に戻ることはありません。さらに、硬い組織である歯も徐々に傷ついていき、知覚過敏を起こしてしまいます。
オーバーブラッシングを防ぐにはまず、ペンを持つように歯ブラシを持ち、小刻みに軽く左右に動かすようにしてみましょう。
歯の表面だけ磨くのではなく、歯と歯茎の境目も優しくしっかり磨いてい上げてくださいね。手の甲を歯ブラシで磨いてみて、痛いようであれば力の入れ過ぎです。
歯磨きのやり方は歯科衛生士から詳しくお伝えできますので、気になることがありましたら、お気軽に歯科にご相談くださいね。
年末・年始の休診日
12/29(金)~1/4(木)を休診させていただきます。
1/5(金)より平常通り、診療致します。
やっぱり気になる「歯の着色」
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こんにちは。だいぶ寒さも増してきて、すこし遅れた初雪の便りが各地から届き始めました。
「人の第一印象ははじめの3秒で決まる」と言われますが、その中でも視覚からの情報は55%を占めるそうです。優しい笑顔に白くてきれいな歯がちらっと見えたら素敵ですよね。
歯の着色汚れに悩んでいる方は意外と多いと思います。着色の原因は様々で、例えば以下のようなものが着色の原因となります。
・コーヒー・紅茶・緑茶・赤ワイン・カレー・ケチャップ・チョコレート 等
・タバコのヤニ
またこうした外からの付着とは別に、変色の原因が体の内側からのものもあります。
・テトラサイクリン歯(テトラサイクリン系の抗生物質を0~12歳頃の歯の形成期に摂取した方に見られる歯の変色。現在は8歳未満には原則使用しないこととなっています)
・加齢(外側にある白いエナメル質が薄くなり、その下にある黄色っぽい象牙質が透けて見えてくる)
・むし歯、神経が無い歯の変色
外からの着色が原因の場合は、歯科でPMTCなどのクリーニングを受けることによって落とすことができます。
ですが、外部からの着色でも、そのまま放置していると歯の内部に入り込んでいくので、定期的に歯科検診にお越しいただき、落とせなくなる前にクリーニングを受けていただくことをおすすめします。
また、その際に他の変色の原因が見つかる場合もあります。着色・変色の原因や状況などによりさまざまな対処法がありますので、お気軽にご相談くださいね。
根面むし歯を防ぎましょう
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こんにちは。秋もだんだん深まり、温かいものがおいしい季節になりましたね。
高齢者の方の歯が長く見えることがありませんか?
これは歯肉が下がり、今まで歯肉の中に隠れていた歯の根元部分が見えるようになったことでそう見えているのです。
歯肉下がりのサインは、他にも「歯と歯の間に物がはさまりやくなった」「歯が染みる」などが挙げられます。「歯肉下がり」は実は20代頃から徐々に進行していると言われます。
歯肉が下がると歯肉の中に隠れていた硬いエナメル質に守られていない象牙質が露出してきます。象牙質は表面が柔らかくザラザラで、汚れが付着しやすく、また、お口の中の細菌が作り出す酸にも弱いため、むし歯になりやすくなります。このように歯の根元がむし歯になることを「根面むし歯」といいます。
高齢者の歯の根の神経は細くなっており、また根面むし歯は歯に穴が開いたようになりづらく、色もつきにくい傾向があるため、痛みを感じにくく、知らない内に進行が進み、気づいた時には大きなむし歯になっていたということが多いのです。
根面むし歯を防ぐには?
- 歯肉下がりの要因である歯周病の進行を防ぐ
歯科で歯石・プラークを取り除き、メンテナンスを受けましょう。
- ゴシゴシ力を入れて歯磨きをしない
力を入れすぎていると、歯肉が傷つき、歯肉下がりの原因となります。
また、歯ブラシの毛先が広がり、汚れを十分落とせません。
- 歯と歯肉の境目を意識して磨く
歯の表面だけでなく、歯と歯肉の境目もしっかり(でも力は入れずに)磨きましょう。
- お口の中が酸性に傾く前に食後は早めに歯磨きをする
歯磨きは難しい場合はうがいをするだけでも違います。
お口の中や歯と歯の間など、ブクブクとお口全体に水を強く当てて汚れをかき出すイメージでうがいをしましょう。
むし歯の進行が早く、歯が折れてしまうなど、歯を失う原因にもなる根面むし歯。日頃の心がけでリスクを下げることができます。気づきにくいむし歯ですので、定期的に歯科で検診を受け、確認してもらいましょう。
11月、12月の臨時休診のお知らせ
11月22日(水)、12月20日(水)は契約企業へ検診に出向く為、休診させていただきます。
夏休みに多いお口のトラブル
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みなさんこんにちは。学生たちは長い夏休みに入り、楽しい日々を過ごしていることと思います。
特に夏休みの中高生に多いお口のトラブルとして、部活中にぶつかったり、転んだりして歯が折れたり、抜けたりすることが挙げられます。このような時に有効な対処法をお伝えしたいと思います。
①折れたり抜けたりした箇所をなめたり、洗ったりしない。
神経に雑菌が入り込んで感染してしまいます。なるべくいじらないようにしましょう。
独断で消毒をすることもしないでください。
②取れてしまった歯を洗わない。
折れたり抜けたりした歯が口腔内から飛び出し、土などで汚れていることもありますが、水で洗わないでください。特に根から抜けた歯の根元には、歯の根元と歯肉の中の骨をつなぐために必要不可欠な「歯根膜」という薄い膜がついています。洗ってしまうと歯根膜に傷がついたり、取れてしまうことがあります。
また歯を持つ際は、歯の根元を持たず、歯冠部を持つようにして、歯根膜に触れないようにします。歯根膜を守ると、歯を元通り使える可能性が上がります。折れた歯も折れた部分を持たないようにしましょう。
③取れた歯を適切に保存し、できるだけ30分以内に歯科に行く。
歯はできれば「歯牙の保存液」に浸して保存します。保存液がない場合は、牛乳や生理食塩水、それもなければお口の中に入れておくのも手です(飲み込まないように注意!)。
これらの中に浸し、とにかく乾燥させないようにして、できるだけ早く歯科を受診しましょう。歯牙の保存液はネットでも購入できますので、救急箱に備えておくとよいかもしれませんね。
また、外傷で歯がグラついたり、歯肉に歯がめり込んでしまうこともあります。これらも一見大丈夫そうに見えても、歯根膜に大きなダメージを負っている状態です。決して放置せず、なるべく早く歯科で適切な処置を受けてください。
歯周病の恐ろしさ
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みなさんこんにちは。気温が上がり、ジメジメした季節になりました。食中毒の危険性がグッと上がりますので、注意しましょう!
「歯周病の症状」と聞いて、みなさんはどんなことを思い浮かべますか?
一般的なのは歯肉からの出血、歯が抜ける、歯がヌルヌルする、口臭…等ではないでしょうか。
このようなお口の中のトラブルが思い浮かぶ方がほとんどだと思いますが、実は歯周病は体全体の病気やトラブルにも深く関係していることが分かっています。
以下はその一例です。
心筋梗塞・動脈硬化・心内膜炎・糖尿病・誤嚥性肺炎・認知症・関節リウマチ・消化器系のがん・早産
低体重児出産・肥満 等
歯周病の原因は歯垢の中に含まれる細菌ですが、その菌が歯肉から体の中に入り込もうとしてできるのが歯周ポケットです。その際に炎症が起こり、出血するのですね。
そしてその炎症によってできる毒性の物質が出血箇所から血管に入り込み、全身に回り、さまざまな場所でトラブルを引き起こしていきます。
もちろん歯周病菌だけが原因ではなく、生活習慣や要注意因子がもともとありますが、歯周病菌との相互作用で悪化のサイクルを形成していることが分かってきています。
簡単に例を挙げてみます。
【例 糖尿病】
①糖尿病のため高血糖になり、免疫が低下する→②口腔内の細菌が増え(歯周病が悪化)、細菌から出る毒素が増える→③毒素が血管から入り、インスリンの効果を阻害する→①に戻る
毎日の歯磨きでは歯周病菌の温床である歯石や細菌の膜であるバイオフィルムを完全には除去できず、歯科での専門的なケアが必要となります。
成人の約8割は歯周病だと言われます。むし歯などの症状がなくても定期的に歯科にお越しいただき、歯周病対策をするのもいいですね。
歯ごたえの秘密
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こんにちは。明るい春の日差しがキラキラと差し込み、例年よりも早く開花が始まった桜の花びらが日本列島にひらひらと舞う、美しい季節となりました。
キラキラ、ひらひら…と、日本語には色々な擬音がありますが、食に関するものもさまざまあります。
例えば「シャキシャキ、もちもち、プリプリ、さくさく、パリパリ、つるつる、パサパサ、ねばねば」…これだけで私たちはその食べ物がどんな食感なのか想像することができます。では、その「食感」は、どうやって感じているのか考えたことはありますか?
食感のうちの「口当たり」や「のどごし」のような部分は舌やお口の中の粘膜が感じ取っています。それは何となくわかりますね。では、「歯ごたえ」は?これも舌や粘膜なのでしょうか?
答えは「歯根膜」。歯根膜とは、「歯の根っこ」と「歯を支える歯槽骨」の間にある薄い膜のこと。歯根膜は、歯の根と歯槽骨をしっかり結びつける役割や歯槽骨に刺激がそのまま伝わらないようにするクッションの役割も担っています。
歯が抜けてしまうと、この歯根膜が一緒に失われてしまい、また、残っていても、大きく歯冠が崩壊していると歯根膜に刺激が伝わりづらいため、食事をしてもその「食感」を感じることが難しくなります。歯根膜を失ってしまうと入れ歯を使用しても食感を得られないので、食の楽しみは半減してしまいます。自身の歯を保つことは非常に大切なことなのですね。
歯根膜は歯ぎしりなどの強い力が継続的に加わることで破壊されることもあり、そのような時に「歯根膜炎」が起き、痛みを感じることもあります。むし歯かな、と思っていたら、実は歯根膜炎だった…ということがありますので、痛みを感じたらなるべく早く受診してくださいね。